Oracle11gインストール済みマシンのコンピュータ名を変えてしまう場合の諸々の手順
いやーOracleはやっぱりデリケートだ。ちょっとでも違うと動かない動かない…
- tnsnames.ora内の「HOST」の記述を変更
- Net Configuration Assistantにて既存リスナーを再構成*1
- 同じくNet Configuration Assistantでローカル・ネット・サービス名の再構成後、接続確認*2
⇒この時点で接続自体は可能に。あとはDBconsole(Enterprise Managerとかを動かすときのアレ)を再構成。
- コマンドプロンプトにて以下の構文を放つ。
emca -deconfig dbcontrol db -repos drop
emca -config dbcontrol db -repos create⇒何をやっているかというと、リポジトリをいったん消してから再構成している。*3
この際、SYS,DBSNMP,SYSMANやらのパスワードや、リスナーのポート番号を聞かれるので要注意。
あと、これらのパスワードを設定するときにコマンドプロンプトの文字列がちらつくが、あまり気にしなくて良い。
- そして最後にダメ押しの設定を行う。
set ORACLE_SID=xxxx
emctl stop dbconsole
emctl start dbconsole
こんな感じで動くようになるはず。少なくとも俺は動いた。
ただ、Enterprise Managerにアクセスする場合のポート番号は強制的に変更になる。1158が5500になったりとか。その辺はコマンド打ってる時に表示されてくるのできちんと確認しておくとベター。言うまでもなく、稼働中のデータベースは可能な限りバックアップを取っておくことが重要ですな。