甲藤400%UPに仰天、まさかの保留…ソフトバンク

http://hochi.yomiuri.co.jp/osaka/baseball/npb/news/20101204-OHO1T00066.htm

ソフトバンク甲藤啓介投手(27)が3日、福岡市内の球団事務所で契約更改交渉に臨んだが保留。アップ率が予想以上に大きすぎて、頭が混乱したというほほ笑ましい理由からだった。

 チームの保留者第1号は、意外な形で現れた。今季65試合に登板(2勝0敗)した中継ぎ右腕は、900万円から400%増となる4500万円提示を受けながら保留。「2度見するくらいびっくりする提示を受けて、これだけもらってもいいものかと…。もう一度考えさせてくださいということです」。喜びと驚きが頭を駆けめぐり、サインすることができなかった。

 リーグ優勝した今季は、実に138試合でブルペンに入り肩をつくった。「そのあたりも反映できるように」。小林至編成・育成部長(42)は、献身的な働きに最大限の評価で応えたと説明した。

 400%増は、03年の和田毅(433%)、00年の渡辺正和(414%)に次ぎ、チーム3位タイのアップ率。「納得している。冷静になれば、何でサインしなかったのかと思う」。甲藤のほおは、会見場を出るまで緩みっぱなしだった。

こういう感覚を持ったプロ野球選手は素直に応援したいと思える*1。今年のホークス前半戦の「救援陣の救世主」的な感じの活躍だったから4000万オーバーでも何も驚かないけど。

*1:少なくとも庶民の感覚として