IISのログ・ファイル・フォルダを変更する

http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/525iislogs/iislogs.html

 ログ・ファイルのように、ファイル数やファイル・サイズが不定長で、その総サイズも大きくなることが予想される場合は、ログを書き込む場所(フォルダ)についても十分考慮しておくべきである。デフォルトでは、IISのログ・ファイルはWindows OSのシステム・ドライブ上に作成される。だがこのドライブ(ボリューム)はOSシステムそのもののためだけに利用するべきであり、ログ・ファイルのように、不定長、不定個数で、しかも日々その数が増えるような種類のファイルを置くのは望ましくない。システム・ドライブ全体のバックアップやリストアをする場合、無駄なログ・ファイルまでもバックアップすることになるし、システム・ドライブの適切なサイズを見積もるのも困難になるからだ。またOSのシステム・ファイルとログ・ファイルのアクセスが競合したり、ファイル・システムのフラグメントが多くなって、システム全体のパフォーマンスが低下したりするという問題もある。

 このような事態を避けるため、ログ・ファイルはシステムとは別のパーティションに記録するようにしておきたい。可能ならば、物理的に独立した別のディスクを用意し、そこに書き込むようにするのがよいだろう。ディスクのアクセスが分散され、パフォーマンスの低下を最小限に抑えることができる。

なにも意識しないと忘れるんだよなーこういうことって。