.NET Frameworkのバージョンを整理する

http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/1128dnfwvr/dnfwvr.html

■Ver.2.0/3.0/3.5は前バージョンにも対応
 これらのバージョンは、1つ前のバージョンを内包する関係にある。すなわち、Ver.3.0をインストールすると自動的にVer.2.0もインストールされるし、Ver.3.5をインストールするとVer.2.0/3.0がインストールされる。Ver.3.0/3.5の構成は、大雑把には以下のように捉えられる。

Ver.3.0: Ver.2.0にVer.3.0の新機能(WPFWCFなど)を加えたもの
Ver.3.5: Ver.3.0にVer.3.5の新機能(LINQなど)を加えたもの
 そのため、Ver.2.0/3.0/3.5対応の.NETアプリケーションを利用するには、以下のように.NET Frameworkのいずれかのバージョンがインストール済みであればよい。

Ver.2.0対応の.NETアプリケーション: .NET Framework 2.0/3.0/3.5のいずれか
Ver.3.0対応の.NETアプリケーション: .NET Framework 3.0/3.5のいずれか
Ver.3.5対応の.NETアプリケーション: .NET Framework 3.5

.NET Frameworkのインストール元もWindows OS依存
 .NET Frameworkを展開する際、何から(どこから)インストールするかという点でも、Windows OSによる違いがある。まず、対象のバージョンの.NET FrameworkWindows OSに付属している場合、以下のようにOSのコンポーネントとして「有効化」する。

Windows VistaWindows 7: コントロール・パネルから[プログラムと機能]−[Windows の機能の有効化または無効化]をクリックし、[Microsoft .NET Framework *.*.*]チェック・ボックスにチェックを入れてオンにする
Windows Server 2008/2008 R2: サーバ・マネージャの[機能]−[機能の追加]をクリックし、[.NET Framework *.*.* の機能]チェック・ボックスにチェックを入れてオンにする

Windows OS付属の.NET FrameworkはOSのService Packで更新できる
 Windows OSに付属している.NET Frameworkは、OSのService Packレベルを上げると、その.NET Frameworkにも新しいService Packが適用される。
 つまり、Windows OSのService Packを適切に更新していれば、OS付属の.NET Frameworkには個別にService Packを適用する必要はないといえる。その一方で、OSのService Pack更新を待たずに、.NET Frameworkの最新Service Packを適用することも可能だ。それには、この後で説明する各.NET FrameworkService Packのパッケージをインストールすればよい。
 日本語Language Packは、.NET Frameworkの有効化の際に適用されるため、個別に適用せずに済む。

忘れるからメモ。