労基法違反:86日間、連日就労 容疑で清掃業者を書類送検 /埼玉

http://mainichi.jp/area/saitama/news/20101014ddlk11040225000c.html

 男性社員を4週間にわたり一日も休ませずに働かせたとして、さいたま労働基準監督署は13日、清掃業「山大物産」(新座市北野2)と同社社長(64)ら2人を労働基準法違反容疑で書類送検したと発表した。

 送検容疑は、同社の男性社員(当時35歳)=東京都清瀬市=を今年5月30日〜6月26日の間、連日就労させたとしている。社長らは「人手不足だった。仕事ができるので集中させてしまった」と話しているという。

 同労基署によると、男性は約6年間勤務。送検容疑となった4週間を含め4月5日から6月29日までの86日間、休日なしで働いていたという。男性は6月29日午前4時半ごろ作業現場に向かう途中、路肩に駐車中のトレーラーに清掃車で追突し死亡した。同労基署はこの事故を受け調査していた。同社はビルや配水管の清掃、産業廃棄物運搬などを手掛けている。

出た出た。日本のクソみたいな一面。一番の問題は、「労働」と「仕事」の概念がごっちゃになっていることなんではなかろうか、と。休むことも労働の一部なのだから。